2月のはじめ 澄み渡った青空のもと、中村なづきさんのアトリエにお邪魔しました。
スカイツリーを間近に眺めながら、暮らしと仕事が見事に溶け合って、とても素敵な心地良い場所でした。
文化服装学院に在学中のアクセサリーの授業で楽しさを覚え、その後も材料を購入して樹脂のアクセサリーを制作していたなづきさん。
近所にできた洋品店の店主にお花をモチーフにした樹脂のかんざしをプレゼントしたことで、
「お店に置いたら?」という提案をもらったことがアクセサリー作家としての最初のきっかけだったそうです。
その後は、アパレル会社に勤めたり、映画の美術衣装を手伝ったりと遠回りしながらも美意識や知識を高め、20代後半に彫金の学校に通い現在に至ります。
昔からファッションが好きだった なづきさん。
アクセサリー作りでも、まずは純粋に自分が身に付けたいと思うものを制作していきます。
最初にサンプルが出来上がってからは、自分で何度も身に付けるようにしていて、つけ心地や強度などをチェックして、何度も作り直して納得してからいよいよ発表となります。
寒さの中でも可憐に花開く草花たち。
可憐な姿とともに逞しさを感じ励まされます。
なづきさんが作り出すアクセサリーは、
そっと咲く野の草花のように、
飾らない凛とした美しさを纏っています。
中村さん
はじめまして。
文中に、御自身の作品を身に付けて強度や付け心地を確かめるとありました。購入する方の立場に立って確かめる『ものづくり』の姿勢に好感が持てました。
初枝様
中村なづきさんのご紹介ページにコメントをいただきまして、ありがとうございます。
こちらは、桐生uraraka店主・高橋千草が中村なづきさんについて書いた文章になります。
千草からなづきさんにお伝えして、お返事が届いています。
「嬉しいコメントをありがとうございます。これからも軸を持ちながら制作活動を続けられるよう頑張ります。」
ご対応がたいへん遅くなりまして、申し訳ございませんでした。
今後共よろしくお願いいたします。